心神喪失で不起訴から、責任能力認め懲役10年(読売新聞)

 自宅で寝ていた母親(当時71歳)の胸を包丁で刺して殺害したなどとして殺人などの罪に問われた無職根本和彦被告(42)に対し、東京地裁は26日、求刑通り懲役10年の判決を言い渡した。

 根本被告を巡っては計4回の精神鑑定が実施され、結論が分かれていたが、田村政喜裁判長は「働く気力が沸かずに自殺を考え、母親らを道連れにしようとした動機は理解できる」などと述べ、完全責任能力を認めた。

 判決によると、根本被告は2007年12月、自宅1階の寝室で母親の胸を包丁で刺して殺害、兄にも10日間のけがを負わせた。

 捜査段階で行われた2度の鑑定で、根本被告は、「心神耗弱」「心神喪失」とされたため、東京地検はいったん不起訴とし、心神喪失者医療観察法に基づく審判を同地裁に申し立てた。しかし、審判での鑑定の結果、完全責任能力があったと判断されたため、08年7月、根本被告を起訴した。

 同地裁は、公判中、根本被告が裁判官の呼びかけに応じなくなったことなどから、4度目の鑑定を実施し、責任能力を認める鑑定書が提出されていた。

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<寺島しのぶさん>若松監督メッセージ代読…ベルリン映画祭(毎日新聞)

 【ベルリン勝田友巳】第60回ベルリン国際映画祭の授賞式が20日(日本時間21日未明)に行われ、コンペティション部門に出品された日本映画「キャタピラー」で主演した寺島しのぶさん(37)に最優秀女優賞(銀熊賞)が贈られた。寺島さんは大阪で舞台に出演するため、授賞式を欠席した。若松孝二監督(73)が代わりにトロフィーを受け取り、メールで届いた寺島さんのメッセージを披露。「生涯の宝物にします。いつかすべての国の戦争がなくなることを祈ります。殺し合いでは何も解決しないことが伝わればいいと思います」と読み上げると、会場から大きな拍手が送られた。

 「キャタピラー」の舞台は第二次大戦中の日本の小村。前線で負傷して帰国し、「軍神」にまつり上げられる久蔵を大西信満さん(34)、動けない夫の欲望を必死に受け止めるシゲ子を寺島さんが演じた。若松監督が「戦争は人殺しで、犠牲になるのは弱い民衆。軍備強化が議論される日本の現状への怒りを表現した」という作品だ。

 シゲ子は戦時下の倫理観に従って夫に仕えるが、次第に理不尽な苦しみへの不満を募らせ、久蔵を支配し始める。寺島さんは体を張って、夫に対する愛情と戦争への憎しみが絡み合う複雑な役を演じ、映画のメッセージを体現した。

 映画祭期間中、「繊細に感情を表現し、極めて説得力があった」(スクリーン誌)などと、寺島さんは高く評価されていた。若松監督は授賞式後の会見で「プロとして精いっぱい真剣な演技をしてくれた」とたたえた。

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住宅火災2人死亡 埼玉・越谷(産経新聞)

 21日午後1時ごろ、埼玉県越谷市大沢のうなぎ店「温飩(うどん)屋」経営、大山泰弘さん(57)方から出火、木造モルタル2階建て住宅約180平方メートルが全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった。越谷署の調べで、1人は大山さんと判明。同署はもう1人を長女の純世さん(26)とみて、身元確認を急いでいる。

 同署によると、大山さんは母親(80)と純世さんの3人暮らし。出火当時、純世さんは風邪で2階で寝ており、大山さんと母親は隣接する店舗内にいた。火災の連絡を聞いた大山さんは、「様子を見てくる」と言って店を出たという。

 同店は江戸時代に創業した老舗。店舗は外壁が焼損した。

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飲食業界困った、「全面禁煙」厚労省が通知へ(読売新聞)

 学校や病院、飲食店やホテルなど、多数の人が利用する場所は原則、全面禁煙に――。

 そんな内容の通知を、厚生労働省が近く全国の自治体に出す。努力目標とはいえ、分煙ではなく全面禁煙にかじを切る内容だけに、客足に響く飲食業界などの反発は必至だ。欧米に比べて遅れが指摘される日本の受動喫煙対策の前進につながるのか。

 「禁煙への取り組みだけでなく、禁煙論議が深まることを期待したい」。厚労省幹部は、今回の同省健康局長通知の狙いをそう話す。

 他人のたばこの煙を吸う受動喫煙が、健康に悪いことは科学的に明らかだ。そこで2003年施行の健康増進法は受動喫煙防止を掲げたが、同省はその際、業界への配慮から、全面禁煙が有効だとしながらも、分煙についても認めた。

 だが、世界の潮流は先を行く。世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約が05年に発効し、07年採択の指針は「100%禁煙以外の措置は不完全」とした。分煙では受動喫煙を完全には防げないとして、欧州諸国で禁煙化が加速した。

 この流れを受け、厚労省も08年、検討会を設置。「原則全面禁煙であるべきだ」との報告書が昨年3月にまとまった。昨年からは、労働者保護の観点から、労働安全衛生法改正で事業主に受動喫煙防止策を義務付けられないかの論議も進む。

 健康増進法の施行以降、日本でも公共施設や乗り物での禁煙・分煙は進んだ。しかし、男性の喫煙率が36・8%(08年)と依然高い中、居酒屋や宿泊施設などでの対策は簡単ではない。これについて今回の通知は、営業に甚大な影響が出る恐れがあれば、暫定的に分煙も認めているが、将来的には全面禁煙を求めている。

 大手居酒屋チェーン「ワタミ」では05年に首都圏などで全面禁煙の店を4店オープンしたが、約1年で撤退した。女性客を中心に好評だったが、宴会の予約が減り、喫煙者の多い深夜帯の客から敬遠されたという。

 ホテルやデパートなどでは禁煙室や禁煙フロアを設けて分煙を図るところも多いが、今回の通知は原則的に全館禁煙化を求めている。大手ホテルチェーンの担当者は「愛煙家のホテル利用も多い。客のニーズを考えると、全館禁煙が必要とは思えない」。大手百貨店の担当者も「たばこを吸う人も吸わない人も大切な客。吸う人を追い出すわけにはいかない」と困惑する。

 タクシー業界には歓迎する声もある。他の地域に比べ禁煙タクシーが少ない大阪タクシー協会の担当者は「禁煙化で客離れを警戒する声はあるが、7割の運転手は『一斉に禁煙化するなら賛成』。通知で禁煙が加速すれば取り組みやすい」。

 全国ハイヤー・タクシー連合会によると、昨年11月時点で37都府県のタクシーが全面禁煙。「売り上げ減の懸念もあったが、客にもドライバーにも禁煙が受け入れられつつある」という。

 国立がんセンター研究所の望月友美子・たばこ政策研究プロジェクトリーダーによると、欧米では、多数の人が利用する場所での禁煙を法律に明記するケースが目立ち、英国ではパブなどの飲食店でも全面禁煙化が進む。日本の現状については「受動喫煙による健康被害の認識が甘かったことが背景にある」と指摘する。

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<将棋>王将戦第4局 羽生、突然の開戦(毎日新聞)

 松江市のホテル一畑で17日に始まった羽生善治王将(39)と挑戦者・久保利明棋王(34)の第59期王将戦七番勝負の第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、山陰中央新報社など後援、小松電機産業、人間自然科学研究所特別協賛)は午後6時、久保が42手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費は羽生3時間30分、久保4時間9分。18日午前9時、再開する。

 挑戦者の2勝1敗で迎えた本局は、久保の「ゴキゲン中飛車」に対して羽生が角を換え、持久戦模様の将棋になった。ところが、意外な展開を見せる。

 久保が左の銀を引くと、羽生は2筋の歩を換えた。本格的な戦いはまだ先かと思われたが、羽生は8五歩(39手目)と仕掛け、控室の検討陣を驚かせる。続く6五銀に対し、久保はじっくり考えて封じ手を決めた。

 解説の安用寺孝功六段は「羽生王将の構想と久保棋王の対応が注目されます」と語った。【山村英樹】

<29>8六歩34(30)5一飛34

<31>7七桂6(32)3二金2

<33>4五歩7(34)4二銀13

<35>2四歩54(36)同 歩1

<37>同 飛 (38)3三桂34

<39>8五歩29(40)同 歩16

<41>6五銀4(42)封じ手46

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<外交フォーラム>4月号で休刊 事業仕分けで「廃止」判定(毎日新聞)

 外交専門の月刊誌「外交フォーラム」(都市出版刊)が3月8日発売の4月号で休刊することが16日分かった。発行部数3万部のうち、約9000部を外務省が毎月買い上げてきたが、昨年の事業仕分けで「廃止」と判定されたため、「買い上げが終了する来年度以降の刊行継続は難しい」(編集部)と判断した。

 「外交フォーラム」は、外務省の広報誌をルーツに、1988年に創刊。日本語による唯一の外交オピニオン誌として、国内外の学識者や外交官らが、さまざまな意見を発表。外務省は、買い上げた雑誌を国内外の有識者に配布してきた。昨年12月、山内昌之・東大教授らが、廃止反対の緊急声明を出していた。

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冬の夜、静寂に包まれる大内宿(産経新聞)

 底冷えのする冬の夜、福島県下郷町の大内宿は静寂の中にあった。聞こえるのはかやぶきの民家の前の水路を流れる水の音だけ。屋号を記した行燈(あんどん)がぼんやりとともり、民家の列を浮かび上がらせいた。軒先には氷柱がきらきらと輝いていた。手袋をしても、指先がかじかんだ。

 大内宿は、日光と会津若松をつなぐ会津西街道(別名下野街道)沿いに開けた宿場町。立ち並ぶ約40軒の民家が江戸時代の面影を残している。昭和56年には、重要伝統的建造物群保全地区に選定された。

 昨年は約116万人の観光客が訪れた。土日などのETC利用高速料金1000円の効果もあり、前年より7%増えた。昨夏来たときは平日だったが、駐車場に入れない車が渋滞をなしていた。冬でも、土日なら200〜300台、平日でも100台前後の車が来るという。

 2月中は毎日、ナイトツアーも行われている。問い合わせは芦ノ牧温泉観光協会(電)0242・92・2336。

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 山下一海さん77歳(やました・かずみ=俳文学者、鶴見大名誉教授)15日、肺炎のため死去。葬儀は20日午前11時、東京都国分寺市本多4の2の2のきわだ斎場。喪主は妻良枝(よしえ)さん。

 蕪村や芭蕉を中心とする、近世俳諧研究で知られた。主な著書に「中興期俳諧の研究」「芭蕉と蕪村」「白の詩人−−蕪村新論」など。

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 【米領グアム時事】社民党の阿部知子政審会長と国民新党の下地幹郎政調会長は10日(日本時間同)、米自治領北マリアナ諸島のサイパンを訪れ、フィティアル知事と会談した。関係者によると、同知事は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れについて「基本的に前向きだ」と述べ、日米が同諸島への移設で合意すれば前向きに検討する考えを表明した。
 ただ、同知事は「受け入れは環境、社会への影響が過重にならないことが条件だ。外交・安全保障にかかわる問題だから、米政府と話す必要もある」とも語った。
 阿部、下地両氏は普天間飛行場の移設先を選定する政府・与党の沖縄基地問題検討委員会のメンバー。11日は松野頼久官房副長官ら政府側委員と合流し、米領グアムのアンダーセン空軍基地などを訪問する。 

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