マイルもたまる、単身者向け「引っ越し」お得プラン(産経新聞)

【お財布術】

 転勤や進学に伴い、今月から4月にかけて引っ越しのピークを迎える。引っ越しサービスを手がける各社は単身者向けのお得なプランを打ち出しているほか、航空会社のマイルなどのポイントがたまるサービスも用意。自分で引っ越しをする人を対象にトラックなどを貸し出すレンタカー会社も狙い目だ。(森本昌彦)

 ≪1万円台から≫

 一般的に引っ越し料金は荷物の量や移動距離などによって決まる。時期によっても異なる。例えば、最大の繁忙期である3月の最終週と4月の第一週の週末は料金は高めに設定される。

 それ以外にも、曜日、時間帯で料金は変わる。日本通運(東京都港区)引越営業部の槙根かおりさんは「午前中、週末は込み合うので、それを避けていただければ料金が安くなることもあります」と話す。

 単身赴任などのため荷物が少ないという人は、各社の単身者向けのプランがおすすめだ。日本通運の「単身パック」、ヤマトホームコンビニエンス(中央区)の「単身引越サービス2●BOX」などで、ヤマトの場合、同一区内、市内なら1ボックス当たり1万7850円(関東除く)という料金だ。

 両社ともインターネットで申し込んだりすれば、さらに料金は割り引きされる。また、単身者向けのプランに限らず、航空会社のマイルや家電量販店のポイントがもらえるサービスもある。ただ、ポイントの種類やポイントが付加される商品は社によって異なるため、事前にホームページなどで確認することが必要だ。

 ≪不要物は処分≫

 自力で引っ越しをという人はレンタカーを使うのも一つの手だ。

 ニッポンレンタカーサービス(渋谷区)は今月19日まで、ワンボックスバンやトラックなど5車種を特別料金で提供するキャンペーンを実施している。同社によると、最近の節約志向で単身者や学生を中心に、レンタカーを借りて引っ越し作業をする人が増えているという。

 キャンペーンを利用するには同社の個人会員となり、インターネット予約が必要。小さめのワンボックスバンなら一般料金が24時間1万4175円のところ、1万500円となっている。

 引っ越しを安く済ませるポイントとして、生活総合情報サイト「オールアバウト」でガイドを務める森真奈美さんは「荷物を減らすことでトラックを小さくでき、作業人数なども減るため、引っ越し費用は安く済みます。必要のない物は引っ越す前に、さっさと処分したほうがよい」と話す。

 引っ越し会社の選び方としては、「荷物が高級かそうでないかで選ぶ会社が異なるので、まずどの程度の引っ越しをするかを考えてほしい」と指摘。そのうえで、「料金の相場が時期によって異なるため、同じぐらいの規模の会社で見積もりを取って料金を知ったほうがよい。そして、トラックの大きさや作業人数などを確認して検討すればよいのではないか」とアドバイスする。

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